5つの注意点!安心して株式投資を始めるには?

投資といえば、株式投資を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。株式の価格(株価)は日々変動しています。しかし、リスクや注意点を理解したうえで投資すれば、怖がることはありません。今回は、安心して株式投資を始めるために注意すべき点を5つ紹介します。

1. 株式投資は自己責任で行うもの

まず、株式投資に限らず全ての投資は自己責任で行うというのが大原則です。損失が発生することもありますし、逆に大きな収益が得られることもあります。新聞、雑誌、インターネットやSNS上の情報を鵜呑みにし、深く情報収集したりせずに株式を購入して損失を被ったとしても、それは自己責任になります。

投資行動に踏み切った自分の意思決定に責任を持ち、全ての結果は自分の意思決定に基づくものであることを自覚し、学び、判断できる投資家を目指しましょう。

2. 株価が上がる時、下がる時を押さえる

これから株式投資を始めようという人に、特に押さえておいてほしいポイントは、株価変動の要因です。株価は、その株式を買いたい人が多くなれば上昇し、株式を売りたい人が多くなれば下落します。

売買に影響するものの一つには、景気・経済情勢があげられます。日本経済や世界経済が上向きであれば、多くの企業で業績が上がるため、株価は上がりやすくなります。また、好業績を挙げた企業には資金のゆとりが生まれ、その余裕資金が株式市場に投じられることにより、株価をさらに押し上げる効果も期待できます。

もちろん、その逆もあります。景気全体が下向きになれば業績が悪化する企業が増え、資金も株式市場から引き揚げられることにより、株価は下落します。景気動向を見る際は、政府、中央銀行、年金基金などにも注目しましょう。これらの機関は運用資金が大きいため、売買の動向次第では株価にも影響を与えることがあります。

購入する株式の発行元の企業業績や動向も確認しましょう。業績の上方修正や下方修正、新商品の発表や他社買収の発表、あるいは不祥事など、その企業に関連するニュースが発表された場合、良いニュースは株価を押し上げ、悪いニュースは株価を引き下げる要因となります。

このような株価変動の要因を意識して、日々の投資判断に活かしましょう。ニュースをチェックして、経済全体の動向や、購入を検討、あるいはすでに保有中の株式を発行している企業の関連情報など、日頃の情報収集が株価の見極めをするためのポイントになります。

また、ニュースだけではなく、お店に足を運び企業の商品の売れ行きをチェックしたり、その企業の商品を実際に購入し手に取ることも将来の株価予想をする上での判断材料になります。

3. 株式はいくらから購入できるのか把握する

2017年12月現在、トヨタ自動車(証券コード:7203)の株価は約7,000円です。しかし、これは7,000円でトヨタ自動車の株式が購入できるということではありません。株式には最低購入単位があり、銘柄によって1株から購入できる場合もあれば、100株や1,000株単位でなければ購入できない場合もあります。

たとえば、トヨタ自動車株の最低購入単位は100株です。そのため、同社株式に投資するには最低70万円の資金が必要になります。また、株式を売買する際には手数料が発生するので、その費用も計算に入れておく必要があります。

4. 株取引に関する最低限のルールを知る

株式投資を始めるのであれば、株式取引に関する最低限のルールは知っておきましょう。たとえば、株式の約定日と、配当や株主優待の関係を確認しておくとよいでしょう。株式は売買するだけではなく、配当金を得たり、株主優待を受け取るなどの楽しみもあります。ただし、配当金や株主優待を受け取るためには、権利確定日に株主であること、つまり同日にその銘柄を保有していることが条件となります。

また、禁止事項を知っておくことも大切です。上場企業の重要情報を知ることができる立場にいる人が、当該重要情報が公表される前に、関連銘柄の売買を行うことをインサイダー取引といいます。株式の売買がインサイダー取引に該当すれば、厳しく罰せられるため注意が必要です。

5. 株式売買の利益には税金が掛かる

株式売買によって得た利益に関しては、税金が掛かります。利益に対する税率は20.315%です。

なお、株式売買の際には、証券会社で取引口座を作りますが、取引口座には「一般口座」「特定口座(源泉徴収なし)」および「特定口座(源泉徴収あり)」の3種類が存在し、特定口座の場合は、年間取引報告書を証券会社が作成します。源泉徴収の「あり」「なし」の選択は、個人の事情にもよりますが、源泉徴収なし口座を選択した場合は確定申告が必要です。源泉徴収あり口座を選択した場合は、確定申告はしてもしなくも構いません。

株式投資を始める前に5つのポイントを理解しよう

株式投資を始めるにあたり、押さえるべき5つのポイントを紹介しました。投資は自己責任の原則が伴うものだからこそ、色々と事前に学び確認しておく必要があります。不安だなと思う場合は、証券会社の店頭で説明を聞いたり、専門家に相談するなど、納得したうえで始めるようにしましょう。