成功のもと!?クラウドファンディングでの失敗から学べる3つのこと

「失敗は成功のもと」といいますが、どんなことも失敗を次に活かすことで新たな発見や成功につながります。これはクラウドファンディングでも同様です。失敗することもありますが、失敗したからやめるのではなく、なぜ失敗したのか、次回成功させるにはどうすれば良いのかをしっかり考えて、次につなげていくことが大切です。

これは必ずしも自身の体験をもとに行う必要はありません。他の人の失敗例をもとに検証していってもいいのです。ここでは、クラウドファンディングでの失敗から学べる3つのことについて紹介します。

失敗は成功のもとという格言の意味

失敗は成功のもと。これは失敗することで方法を改めることができ、むしろ成功に導くことができるという意味です。つまり、一度や二度の失敗にくじけるべきではないという格言です。

株式投資などの資産運用も同様ですが、誰にでも失敗することはあり得ます。しかし、そこでくじけることなく、次へ活かすことができる人こそ成功につなげることができます。失敗して原因を追究する、その姿勢が何事においても重要です。クラウドファンディングも成功ばかりではありません。失敗例は数多く存在し、その中には学ぶことがたくさんあります。

クラウドファンディングにおける失敗とは?

クラウドファンディングにおける失敗は、大きく3つに分けられます。1つめはプロジェクトに資金が集まらないこと、2つめは起案者の事業が失敗に終わること、3つめは受け取ったモノやサービスが想定していたのと異なるケースや分配金が思ったよりも少ないケースです。それぞれの失敗例をもう少し掘り下げてみましょう。

まず1つめは、そもそもクラウドファンディングが成立しないケースです。クラウドファンディングのサイトを見ると、目標額よりも資金が多く集まっているプロジェクトがありますが、一方で全く資金が集まっていないプロジェクトも見受けられます。自身が支援したいと思う気持ちはあっても、いざ資金が集まらなければプロジェクトは実行されません。

2つめは、起案者が資金調達に成功したものの事業がうまくいかず、支援者が出資金を回収できないケースです。場合によっては、見返りとして受け取るはずだったモノやサービスが受け取れないこともあります。

3つめは、想定した見返りと異なるケースです。購入型クラウドファンディングの場合には、自身が欲しいと思って出資(支援)したものの、実際に送られてきた商品がイメージしたものと違っていた、または飲食無料券をもらったものの、お店に行ってみたら美味しくなかったということもあり得ます。投資型クラウドファンディングの場合には、見返りとなる分配金が当初の想定より少ないといったケースも考えられます。

失敗から学べること3つ

以上の失敗例から学べること、投資家として身に付けたいこととして、次の3つが挙げられるでしょう。

(1)面白い、真新しいなど人気が出そうかどうかを見定める力をつけること
(2)ただ面白い、真新しいだけではなく、事業として成功するかどうかを見定める力をつけること
(3)見返りの商品やサービス、分配金に過度に期待しないこと

まず1つめに、支援しようとしているプロジェクトは万人受けするか、あるいは一部の人に強烈にアピールできるような内容かを見定める必要があるでしょう。資金調達には人の目を引き付けるだけの内容が必要です。ありきたりの内容では誰も面白いとは感じないでしょう。また、自身が良いと思っても他の人が興味を持たなければ目標達成はかないません。

2つめに、資金がたとえ集まっても、事業として成功しない場合はうまくいきません。ただ面白い、真新しいだけの事業ではなく、その後売上が立つかどうか、人気が出るかどうか、事業として成功するかどうかも判断しなければなりません。

3つめに、過度な期待をもって見返りを望まないことです。想定したものと異なる商品やサービスを提供されるおそれがある場合には、果たして出資した資金額に見合うものかどうかを考慮する必要があります。どちらかというと、購入型クラウドファンディングの場合には支援することを第一として、見返りはその次ぐらいに思っておくべきでしょう。投資型クラウドファンディングの場合にも分配金が妥当であるかどうかを確認しましょう。分配金が高すぎる場合には今後減ることも想定しておくべきです。

次の投資に向けて備える

こうした失敗はクラウドファンディングをしていくうえで避けては通れない道です。そのため、一つのプロジェクトに投資するのではなく複数に分散投資する、しっかり内容を見定めたうえで出資(支援)するといった行動が重要です。また、失敗は、投資を繰り返し行い、学ぶことで減らしていけます。より良い資産形成、支援ができるような体制を自身で築いていくことが大切です。