効率がアップするサラリーマンの理想的な株式投資生活

好景気といわれている割には給与が伸びない。そう感じているサラリーマンは多いのではないでしょうか。また、年金支給開始年齢も伸びる傾向にあり、リタイア後の資金を確保するために株式投資を検討している人もいることでしょう。

ここでは、サラリーマンにとって投資効率がアップする理想的な株式投資生活スタイルを、時系列に沿って紹介します。

給与が伸びない時代、サラリーマンに株式投資はおすすめ

給与が伸びない以上は、プラスアルファの収入を自分で生み出す必要があります。そのとき有力な選択肢の一つになるのが、「株式投資」です。値下がりリスクはあるものの、預金金利をはるかに上回る配当利回りや、お得な株主優待、好調な企業業績を背景とした株価上昇など、ほかの投資にはない魅力に溢れています。

では、一日の流れに沿って理想的な株式投資生活スタイルを見てみましょう。

出勤前は経済ニュース番組で相場の流れを読む

「時は金なり」といいます。サラリーマンにとって出勤前の時間は、情報収集の貴重なひとときです。朝食を取りながら朝刊に目を通すのは大抵のサラリーマンならやっていることですが、投資家を目指すならそれに加えてテレビも利用すべきです。

出勤前の時間帯に放映しているマーケットニュースは貴重な情報源です。前日のニューヨーク市場の市況や銘柄発掘のヒントになりそうな特集が組まれます。経済ニュース番組や関連ニュースで相場の流れを読む習慣をつけましょう。

電車通勤ならスマホアプリは必須

通勤時間中も引き続き情報の収集は可能です。ひと昔前なら、電車内でよく見かけたのが日本経済新聞を読むサラリーマンの姿でした。それが今ではアイテムはスマホに変わっています。

もちろん新聞の電子版を読むのも良いですが、最近ではスマホに対応した無料の投資アプリ(おもに証券会社が会員に提供しているもの)があります。口座を持っている証券会社のアプリをダウンロードして利用すると良いでしょう。

本業とのメリハリをつける

理想的な投資生活を目指すうえで気を付けたい点があります。専業の投資家ならともかく、サラリーマンであれば本業はあくまで勤務先の仕事です。本業と投資のメリハリをつけることが重要となってきます。昼休みにスマホを使って株価をチェックすると良いといわれますが、これはあまりおすすめできません。

保有している株が値上がりしているなら良いのですが、悪材料が出て大幅安になれば気分は落ち込みます。そうした場合、株価の行方に気もそぞろでミスを犯して本業に悪影響を与えたのでは本末転倒です。出勤したあとは退社まで株のことは忘れて仕事に打ち込み、株価は帰りの電車でチェックするようにしましょう。

帰宅後は「TDnet」で株価材料をチェック

帰宅後はインターネットの「TDnet(適時開示情報閲覧サービス)」で翌日の相場に影響を与えそうな材料が出ていないかをチェックすると良いでしょう。ここにアップされる情報の多くは、相場が終わった15時以降に出るので帰宅後に見るのがベストです。

TDnetに出る情報の主なものは決算発表、業績の修正予想、株主優待の新設・廃止、配当金の増減、株式分割の実施、上場廃止、市場変更などで、株価に影響を与える材料が日曜・祝日を除く月~金曜日(土曜日も少数あり)に多数リリースされます。

夕食後はお茶やコーヒーを飲みながら企業特集番組を視聴。締めに報道番組で一日のニュースを振り返り、ニューヨーク市場の寄り付きを確認して就寝というのが理想的な株式投資生活の実践例です。

同業界の銘柄に投資すれば、本業にもプラスに

株式投資のメリットの一つが、株主になることで同業他社の動向を知ることができることです。決算報告書を読むことで、ライバル企業の業績や今後の経営方針を知ることができ、株主総会に出席すれば気になることへの質問も可能です。

勤務先が上場企業であれば、同じ業界の中での自社の位置取りもわかります。上位企業に少しでも追いつこうと、仕事のモチベーションも上がるため投資が本業にもプラスになります。

理想的な投資生活のすすめを紹介してきましたが、こう見ると株漬けの日々のように感じるかもしれません。しかし、休日は相場がありませんので、その日は家族との時間や自分の趣味、スキルアップにあてられます。どのような道であれ、成功を収めるには多少の努力や犠牲は必要です。日頃のたゆまぬ努力が投資生活に大きな花を咲かせてくれるでしょう。