基礎から学ぶ!クラウドファンディングの仕組みとその歴史

最近「クラウドファンディング」という言葉をよく聞くようになったけれど、これっていつ頃からあるの?

日本におけるクラウドファンディング自体の歴史はそこまで古くはありませんが、その仕組み自体は世界を見渡せばかなり古くから存在します。そこで、クラウドファンディングを一から知りたい人のために、その仕組みとなぜクラウドファンディングが必要となってきたのか、歴史背景を解説します。クラウドファンディングを知り、自分たちにできることはないか考えてみましょう。

クラウドファンディングを一から知ろう!

クラウドファンディングとは、「クラウド(群衆)」と「ファンディング(資金調達)」を組み合わせた言葉です。つまり、多くの人から資金を募り、集めたお金をもとに製品の開発やサービス提供などを行うという、お金の融通方法が該当します。

これは投資という側面のほか、寄付という形態で行うこともできます。いずれにせよ、誰かを支援するために資金提供する点は同じです。その資金が有効利用され、社会・経済の発展に寄与する仕組みがクラウドファンディングといえます。

以前であれば資金を募るには証券会社や銀行を通じて行うことが多かったわけですが、少額資金やリスクのある事業では、なかなか資金提供者を探すことが難しいという背景がありました。そのため、インターネットを利用することで不特定多数の投資家から資金提供ができる場としてのクラウドファンディングが盛り上がってきたといえます。

クラウドファンディングはいつからはじまった?

インターネットを利用して、日本でクラウドファンディングが広まったのは2011年以降といわれています。実はその前から仕組みとしてはできあがってはいたものの、ここ7~8年程度の歴史といえるでしょう。きっかけは、東日本大震災の復興支援のために寄付型のクラウドファンディングを利用する人が増加したためといわれています。

一方で、世界を見渡せばクラウドファンディングの仕組みはかなり古くから存在します。実はクラウドファンディングの原型はすでに17世紀初頭までさかのぼることができます。当時書籍の印刷代を寄付により集めた事例があり、これがクラウドファンディングのはじまりといわれています。寄付提供者の名前を書籍に掲載するという見返りがついており、現代の寄付型クラウドファンディングと通じるところがあります。

こうして見てみると、寺社への奉納なども同じ仕組みであり、日本でもクラウドファンディングの原型はかなり前からあったといえるのかもしれません。

私たちにできることは何か?

インターネットを利用したクラウドファンディングで、自分たちにできることは何かないのでしょうか?その答えは簡単で、寄付や投資により日本経済を活性化、困っている人を支援することができます。

寄付型を活用すれば、災害にあった地域への寄付ができます。病気を治すための寄付や貧困層を救うためのプロジェクトなどもあるでしょう。個人の資金提供が多くの人を救うことにつながります。

また、投資型を活用すれば、新しいアイデアやモノの提供により日本経済活性化に貢献できます。クラウドファンディングによりその後の新しい産業が構築される可能性もあります。

このほか、実際に物品や権利を購入する購入型のクラウドファンディングもあり、これも日本経済活性化に貢献することでしょう。さまざまな側面で必要とするところに資金提供され、それが有効活用されることで新たな産業育成や支援ができる。これがクラウドファンディングの大きなメリットです。

できることからはじめてみる

クラウドファンディングは、インターネットを経由してどこからでも利用できます。24時間、思い立ったときに寄付、投資、購入ができます。クラウドファンディングを利用して、支援や投資することにより、日本経済に貢献してみるのも一案です。

クラウドファンディングをスタートさせるには、まずは自分の興味のある分野や支援したいと思うプロジェクトを探してみましょう。あなたの力を欲している人は必ずどこかに存在することでしょう。