資産運用の入門に最適!金融セミナーとはどんな内容か

資産運用をはじめようと思っても、世の中にはさまざまな金融商品があり、どれを選んだら良いか迷うことでしょう。資産運用は目的によって選ぶべき金融商品が違ってくるため、自己流の投資では思ったような投資成果は得られないのが実情です。

そこでおすすめなのが、プロの意見を聞ける金融セミナーへの出席です。ここでは、銀行系と証券会社系に分けて、金融セミナーの内容と申し込み方法について紹介します。

いきなり自己流の投資は危険

インターネット全盛の現代では、パソコンやスマホで経済ニュースを確認する人も多いでしょう。その画面には、さまざまな金融商品の広告も掲載されていることがしばしばあります。「高利回り〇〇%」「短期急騰銘柄を教えます」など派手な見出しが躍っています。

たとえ、少額投資であっても広告につられて、いきなり自己流の投資に走るのは極めて危険です。もし、子どもの教育資金として用意していたお金をリスクの高い商品に投じた場合は、取り返しのつかない損失を被る危険性があります。また、仮想通貨は2014年にマウントゴックス事件、2018年はNEM(ネム)の流出事件と2度にわたる大きな消失、流出事件が起きており、資産運用には向いていません。

資産運用入門に金融セミナーは最適

投資する前に、資産運用の入門として利用したいのが金融セミナーです。大きく分けて銀行系と証券会社系のセミナーがあり、参加費用はほどんとが無料です。開催場所は多くが金融機関の本店または支店で、ホールを借りて行う規模の大きなセミナーもあります。

銀行系セミナーの内容

次に、セミナーでは「具体的にどのようなことを学ぶのか」を紹介します。例として、イオン銀行の2018年4月の資産運用セミナーで講演されるテーマは次のようになっています。

・JPモルガンが考える投資環境と今後の投資戦略
・国内投資環境とイオングループの魅力について
・知っておきたいお金の話
・知らないと損する!変化の時代を乗り切る資産運用術
・米国REITと米国の経済環境
・アジア・オセアニア地域の投資環境
・激動する世界経済の展望~いま注目の外債投資術
・これでばっちり!7つの質問でわかる積立投信
・豊かな国~資源国に注目

上記一覧で特徴的なのは、銀行のセミナーだからといって定期預金や公社債の話はなく、むしろ証券会社で扱うタイプのテーマが多いことです。上級者向けのテーマもあれば初心者向けの基本的な話もあり、バラエティーに富んでいます。このほかに銀行らしく、iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)などリスクが低い資産運用に関するセミナーも別途実施しています。

イオン銀行のケースでは、セミナー開催がすべてイオンの支店内のため、終了後に個別に相談することも可能ですが、申し込みはコールセンターへの電話受付となります(各銀行によって申し込み方法は異なる)。

証券会社系セミナーの内容

一方、証券会社系のセミナーはどうでしょう。野村證券池袋支店のセミナーを例に見てみましょう。次のようなテーマがラインアップされています。

・知っておきたい!!つみたてNISA 積立投資の効果
・世界の投資環境と為替市場
・4月の株式セミナー
・サンリオ 個人投資家向け会社説明会
・初心者向け おしえて!運用セミナー 株式応用編
・未加入者限定 野村iDeCoセミナー
・初心者向け おしえて!運用セミナー 投資信託編

銀行系に比べると、より投資色の強いテーマが並んでいます。初心者向けの講演も用意されているので参加しやすいのではないでしょうか。サンリオなど個別企業の会社説明会もありますが、これは銀行系にはない証券会社のセミナーならではの企画です。

参加は予約制で、上記の例の場合は開催2日前までにオンラインまたは店頭、電話で申し込みます。また、会場に行く時間がないという人には、パソコンなどで視聴できる「オンラインセミナー」で学ぶという方法も可能です。

セミナーで学んだことをいかして投資してみよう

明確な分業だった時代とは異なり、銀行と証券会社の垣根は低くなってきています。そのため、どちらのセミナーに参加しても投資の知識は得られるようになりました。自分が関心のあるテーマのセミナーに参加して得られるものがあったら、実際に投資をはじめてみてもいいかもしれません。元本保証商品は銀行、リスク商品は証券会社というイメージがありますが、投資信託はどちらの陣営も力を入れている主力商品です。リスク分散の観点から、元本保証商品とリスク商品をバランスよく保有することが大切です。

投資への一歩を踏み出せない人は、同じように初心者が参加するセミナーに足を運び、投資生活スタートのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。