収入・支出・利回り。資産運用の基本は不動産投資から学ぼう

これから資産運用しようと考えている人にとって、まずやるべきことは「家計の把握」です。「家計の状況がどのようになっているのか」を把握しなければ、資産運用するべき対象が見えてきません。そのため、家計の把握から資産運用をスタートさせましょう。ただし、難しいことをする必要はありません。

「どのくらいの資産があるのか」「月々の収入と支出はどのくらいあるのか」「将来、必要となるお金と収入のバランスはどうか」など、一つずつ確認するだけです。それらの金額を確認したうえで、資産運用の前提となる「将来的に必要となるお金の額」を明らかにしてみるといいでしょう。

そこから、現在の資産と収入をマイナスしたものが、資産運用によって実現するべき金額ですが、このような「収入」や「支出」の把握は、不動産投資しながら学ぶことが可能です。不動産投資を実践すれば、お金に対する意識が高まるのはもちろん、必要な知識も身につけることができます。しかも、不動産投資で必要な資金を稼ぐことも可能です。

将来、どのくらいのお金が必要になるのか?

将来、必要になるお金の額というのは「ライフプラン」からわかります。ライフプランとは、各家庭における将来的なイベントをまとめたものです。たとえば、マイカーや自宅の購入、子どもの入園・入学など、まとまった金額が必要なものがそれにあたります。その過程において、「どの段階でどのくらいの資金が必要なのか」も明らかになるでしょう。

あとは、その必要額を収入(キャッシュフロー)や貯金(ストック)でまかなえるのかを計算してみます。不足する分は、投資するなどして稼がなければなりません。

ところで、不動産投資の考え方も「将来的に必要となるお金はどのくらいか」という疑問からスタートする点で同じです。たとえば、「1年間で100万円の家賃収入が欲しい」と考えるのであれば、実質利回りが5%ある2,000万円の物件を買えばいいことになります(税金などは考慮せず)。

不動産投資の仕組みから考える投資の基本

ここで改めて、不動産投資の仕組みから投資の基本について確認しておきましょう。不動産投資を含むあらゆる投資に不可欠なのが「収入」「支出」「利回り」の3つです。これらが「どのようなバランスになっているか」によって、投資の良し悪しが決まります。

・不動産投資における「収入」
不動産投資における収入とは、保有物件の入居者から得られる「家賃収入」がメインとなります。そのため、入居者の獲得および維持がポイントといえるでしょう。また、物件を売却した際に得られる「売却益」についても、不動産投資の収入になります。

・不動産投資における「支出」
不動産投資における支出とは、いわゆる「諸経費」や「税金」などのことです。諸経費には、管理費や修繕費、建物の減価償却費などが含まれます。また、税金としては、所得税や住民税はもちろんのこと、固定資産税や都市計画税などがあります。

・不動産投資における「利回り」
不動産投資における利回りについて考えてみましょう。利回りとは、「購入する物件価格に対し、得られる収益がどのくらいあるのか」を表しています。経費を考慮しない利回りが「表面利回り(グロス)」、考慮する利回りが「実質利回り(ネット)」です。

資産運用に欠かせないことは不動産投資から学べる

不動産投資を実践することによって、収入・支出・利回りという知識が身についていきます。「どのような収益構造になっているのか」を理解すれば、おのずと資産運用の基本も学んでいくことができるでしょう。その点、不動産投資は学びの宝庫といえます。

特に不動産投資の場合、株式投資や投資信託とは異なり、ビジネス的な要素が強いのも特徴です。そのため、事業という観点からもお金について知ることができるようになります。不動産投資を通じて、お金について深く学んでみてはいかがでしょうか。