最新の不動産投資型クラウドファンディングの現状を知る

昨今、不動産投資型クラウドファンディングに投資する人が増加しつつあり、投資家のニーズを満たすために案件もふえてきています。不動産投資したことがある方も、不動産投資に少しでも興味がある方も、最新の案件を知ることでさらなる投資意欲が駆り立てられるかもしれません。また、不動産投資型クラウドファンディングに対する見方も変わるかもしれません。

本稿では、最新の不動産投資型クラウドファンディングにはどのようなものがあるのか、その現状を追っていきます。

最新の不動産投資型クラウドファンディングを知る

TATERU社の「TATERU Funding」における案件をもとに、最新の不動産投資型クラウドファンディングにはどのようなものがあるのか、確認していきましょう。TATERU Fundingでは、以前は1か月に1~2件程度の割合でクラウドファンディングを活用した投資案件がありましたが、2018年5月14日時点では、月に7件と案件数が増加しています。

投資する地域も大都市に限定されているわけではなく、地方都市でも需要の見込める地域などへの投資が積極的に行われています。例えば、名古屋市や仙台市といった大都市に所在するアパート投資のほか、大阪府門真市や兵庫県尼崎市など、大都市近郊の都市に立地する物件も取り扱われるようになってきています。

このほか、運用期間については3~5か月間程度、予定分配率は4.6~4.8%程度(※キャピタル重視型第19~22号ファンドから抜粋)と高い分配率を誇っています。これにより、好きな地域への投資や毎月投資したいなどといった、さまざまなニーズに応えることができる仕組みになっています。

木造アパート一棟に投資するスタイルでは、投資総額は5,000~7,500万円程度となっています。1口1万円から投資できるため、投資のしやすさからどの案件も人気を呼んでいます。加えて、これまでの終了案件(例:分配実績のあるインカム型の第1号から第6号案件)で予定分配率を確保していることも安心材料となっているのかもしれません。

不動産投資型クラウドファンディングの選択の仕方

案件が多くなればなるほど、何に投資すべきか迷われる方も多いことでしょう。そこで、不動産投資型クラウドファンディングにおける案件の選び方について解説します。

まずは、立地から選択してみましょう。投資案件は、プロの事業者がすでに選定した物件のため、大きく外すとは考えにくいです。住んでいる町の近くなど土地勘がある地域に投資する、現在保有する物件・今後投資する案件とは異なる地域に分散投資するなど、自分なりの投資選定基準を作ってみましょう。

次に、投資期間で考えてみましょう。不動産投資型クラウドファンディングでは、数か月といった短期間の案件が多いため、毎月収益を得たいという目的であれば、毎月投資していくといったスタイルを考える必要があります。毎月1案件に投資すると決め、その中で立地を選定する方法もありかもしれません。

もう一つの投資方法としては、案件が出たらとにかく1万円ずつ投資してみる方法も考えられます。地域分散と時間分散も図れるほか、もし案件が先着順で漏れてしまった場合には、すぐに次の案件に切り替えが可能となります。

人気の出そうな案件の場合、「案件の見定め」「投資するかどうかの決定」「応募する」まで、適切なタイミングで実行する必要があります。時間との勝負がある側面も忘れないでおきましょう。

複数の案件に投資してみよう

物件や事業者の見定めを行い、投資するかを決定する、その最終判断はあくまで投資家自身です。投資する地域や期間など、自分のニーズに合ったものを選べるように、事前に投資の大枠を決めておきましょう。そうすれば、案件が先着順であっても一足遅かった、という事態を防ぐ確率が上がるでしょう。