資産運用は考え方によって選ぶ商品が変わってくる

資産運用を始めるにあたっての大事なポイントは、「運用期間」と「目標にする利回り」です。その方針によって選ぶ商品も変わってきます。そこで本稿では、運用期間を短期・中期・長期に分けて、投資スタンスと選ぶべき商品について考えていきます。

資産運用の考え方は十人十色

資産運用に対する考え方は十人十色です。だからこそ、いろいろな金融商品にそれぞれ買い手が付くともいえます。問題は運用目的や資金の性格に合った商品をどのように選ぶかです。

投資スタンスとしては、短期(3か月間以内)、中期(3か月~1年間)、長期(1年間以上)があり、資金の種類としては、教育資金・結婚資金・老後資金などがあり、これらとは別に自由に使えるお金が余裕資金と呼ばれるものです。それでは、投資スタンス別に運用方法をご紹介しましょう。

リスクを負ってでも短期でふやしたい人

せっかく投資するのなら、短期間でふやしたいという人もいるでしょう。投資スタンスとしては、リスクを伴うものということになります。

その場合は値動きのいい商品が選択肢になるので、株式やFX(外国為替証拠金取引)、バイナリーオプションなどが候補として挙げられます。いずれも3か月間以内に20~50%の利益が出ることも珍しくありません。その裏返しで同じくらいの損失が出ることもあり得ます。

したがって、教育資金や結婚資金といった目的のはっきりした資金を投資することは控えるべきです。ある程度まとまった余裕資金で投資するのに向いています。

中期で一定の利益をあげたい人

短期で多くの利益をあげるのはリスクが大きいので、3か月~1年間の中期で投資を考える人もいます。この場合は、目先の利益を狙う必要はなく、1年間以内の運用で一定の利回りを確保する投資スタンスになります。

ある程度の換金性と利回りを確保できる商品としては、MMF(短期金融商品で運用するオープン型の公社債投資信託)や外貨MMFがあり、満期まで期間の短い債券が想定されますが、円建ての商品は安定しているものの利回りが低く、また日銀のマイナス金利導入以降、運用難のため償還する商品も出ています。外貨MMFは円建ての商品と比べると利回りが高いものの、為替リスクを負うことになります。

長期で大きな成長を目指す人

一方で、長期で大きな成長を目指すことこそ投資の王道と考える人もいるでしょう。例えば、今は株価2,000円だけれど会社の成長性の高さから判断して、将来1万円以上になると予測できるため長期でじっくり成長を待つという投資スタンスです。

ユニクロを展開しているファーストリテイリングでも、20年前の1998年にはわずか1,050円(上場来安値)の株価しか付いていなかったのです。それが2018年5月21日現在では4万9,300円です。実に約47倍の上昇で、ユニクロの将来性を見抜いて20年前に投資していたら、大きな資産を築くことができたでしょう。このようなことから、長期投資は老後資金のような長い目で準備が必要な資金の運用に向いています。

低リスクで一定の収益をあげ続けることは可能か?

最後に、上記3つの投資スタンスを踏まえたうえで、低リスクで一定の収益をあげ続けることは可能かどうかについて考えてみましょう。

中期投資になりますが、「不動産投資型クラウドファンディング」はこの問いに答えてくれる商品です。「TATERU Funding」の例では、運用期間が3か月~1年間と手頃で、収益が見込める優良物件のみを募集するため、すぐに満額成立になります。

運用が終了した物件では3~5%の利回りを達成しているものが多く、ファンドの運用期間が3か月間、5か月間など細かく設定されているのが特徴です。例えば、3か月間の商品を購入し、満期を迎えたら次に5か月間の商品を購入するということを繰り返せば、比較的低リスクである程度一定の収益をあげ続けることは可能といえます。

「千里の道も一歩から」ということわざがあるように、1口1万円から投資できる「不動産投資型クラウドファンディング」で着実に収益を積み重ね、やがて千里に達する豊かな道を歩んでいけるような投資をしていきましょう。