「不動産投資型クラウドファンディング」を利用した、駅伝式資産運用とは?

資産運用は、目標とする運用期間によってさまざまな投資商品が存在します。また、投資家の性格によっても得意とする期間や運用手法が違ってくるでしょう。それはまるで、自分の走りに相応しい距離を探す陸上競技ランナーのようでもあります。本稿では、「不動産投資型クラウドファンディング」を利用したユニークな駅伝式資産運用についてご紹介します。

資産運用は陸上競技に例えられる

1日だけの短期投資から10年以上に及ぶ長期投資まで、さまざまな運用期間がある資産運用は陸上競技に例えることができます。投資のみで生活している専業投資家であれば毎日収益をあげなければならず、中・長期投資の商品は対象外となります。典型的なスプリンターといえるでしょう。

一方、老後資金を用意するための投資であれば、目先の利益を求めて損失を出すことは許されないので、長期に安定して資産をふやせる商品を選ぶことになります。こちらは陸上競技のマラソンランナーにあたります。それでは、距離別の投資商品について考えてみましょう。

短距離投資は資産運用には向いていない

デイトレードに代表される短期投資は、陸上競技の100メートル走に相当します。あっという間に決着がつく投資法で、計画的な資産運用には向いていません。為替でデイトレードするには巨額な元金が必要になるので、個人の場合は株式投資にほぼ限定されるといってよいでしょう。

もう少し余裕を持たせて、信用取引で大きな利益をあげたいという投資家もいます。信用取引の返済期限は6か月間なので、陸上競技でいえば1,500メートル程度の中距離を走るイメージでしょうか。ただ、信用取引も証券会社から株を借りて取引する以上、資産運用向けの商品とは言えません。

長期国債はフルマラソンで持久力が必要

長期国債の代表である10年物は、フルマラソンにあたります。人生にはさまざまなライフイベントがあるので、10年という運用期間を持ちこたえるには、持久力が必要です。それでも昔は5%以上の金利がつく時代もあったので、満期まで保有すればかなり多くのリターンがありました。そのため、完走するのにも励みがありましたが、現在では0.05%程度の金利しかつかず、モチベーションを維持するのが難しい時代といえます。

長期投資が高い利回りになるのは、元々の金利が高いうえに、受け取った分配金を再投資するからです。利が利を呼ぶ複利効果により、単利で受け取る場合の利息額をかさ上げします。ただし、それは金利が高い場合であり、現状の低金利では10年間国債で運用するのは、かなりの時間的ロスが生じるのは否めません。

駅伝式の方が励みになる

それでは中・長距離のそれぞれの良さを活かした投資法はあるのでしょうか。一例を挙げましょう。子どもの大学入学金のためにと用意した100万円。子どもは、まだ中学校に入学したばかりで大学入学までには6年近くあります。そこで、入学資金を着実にふやしていくのに最適なのが、「不動産投資型クラウドファンディング」を利用した駅伝式資産運用です。

駅伝は区間ごとに異なるランナーが走り、タスキをつないでいく長距離競走です。一人のランナーが42.195キロメートル走るフルマラソンと違った面白さがあります。これを投資に応用するわけです。

・第1走者
元金100万円を予定利回り4.6%、運用期間4か月間のファンドに出資します。すると、運用期間は1年の3分の1で33%となるため、100万円×4.6%÷100×33%=1万5,180円の分配金を受け取ることができます。

・第2走者
1口1万円単位の募集なので、第1走者が残してくれたリード(分配金)から1万円を元金に追加し、計101万円を予定利回り4.8%、運用期間3か月間のファンドに出資します。今度の運用期間は1年の4分の1で25%となるため、101万円×4.8%÷100×25%=1万2,120円の分配金を受け取ることができます。

・第3走者
さらに、1万円の分配金を元本に追加し、102万円を予定利回り4.8%、運用期間4か月間のファンドに出資します。今度の運用期間は1年の3分の1で33%となるため、102万円×4.8%÷100×33%=1万6,156円の分配金を受け取ることができます。

このように、異なる運用期間や利回りのファンドを駅伝式で運用した結果、上記約1年間(4か月+3か月+4か月=11か月)の分配金総額は4万3,456円となります。現状の超低金利下では十分な投資成果といってよいでしょう。しかも、区間ごとに結果が見えますので、励みになります。

「投資アスリート」を目指して最適な投資を

陸上競技に例えて資産運用の方法を見てきましたが、大事なポイントは「安全・有利な商品であること」です。「不動産投資型クラウドファンディング」を利用した駅伝式はその一例です。あなたも目標期間に合わせて最適な距離を走る、「投資アスリート」を目指してはいかがでしょうか。